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Channel: 日下由紀恵オフィシャルブログ Powered by Ameba
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■生き残されたということ

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みなさん、こんにちは


日下 由紀恵です




毎日つらいことばかり



がんばっているのに何一つ報われない


いったいなぜうまれてきてしまったんだろう



そう思って親を恨むかたもいらっしゃるでしょう




また、大震災で家族や友達のうち自分だけが生き残った



なぜ自分だけ残ってしまったんだろう、悲しさ、悔しさ、大きな不安




神様、なぜ私だけを残したのですか


神様を恨んで涙がとまらないことでしょう




交通事故に遭って、また通り魔がやってきて、誰でもいいから命を奪ってくれないだろうか



そんな風に考えてしまっても無理はありません







「がんばらなくていいんだよ」の著者


大阿闍梨・酒井 雄哉さん




阿闍梨(あじゃり)とはサンスクリット語で様々は試練を超えた師匠を差します


大阿闍梨はその師匠の中のトップの先生という称号です




大阿闍梨・酒井さんが僧侶になったきっかけのひとつになるのが、奥様の自殺です



奥様の自死に、深い悲しみの淵に沈みこみます



自分を責めてたいへん悩まれた時期を超えてふと気づきました





”生き残された”




「生き残った」 ではなく 「生き残された」



酒井さんはその言葉に打たれます




生きていることは自分の意志ではなく、何か大きなものの意志



それが今自分が生きながらえている状態




自分は何かのために生き残されたのだ




酒井さんは、ラーメン屋さんや株屋さんなど今では想像もつかない様々な職業を経て


現在、僧侶として生きることを全力で生きていらっしゃる




酒井さんの笑顔をみると


束縛から解脱されて自分自身を見つけられた、そんな柔らかい波動が伝わってきます





なぜ自分だけが残されたの?



なんのためにこんなつらい人生を生きなきゃいけないの?




深い闇を抜けられない時、思い出してください



あなたにはそれだけの能力があること



そのつらい体験からあふれる感情・あなたにしか言えない言葉こそ、待っている人がいる



その光は誰よりも温かく、説得力を持ち、すべての人を勇気づけるでしょう





起こるすべてに大きな意味があります



どんな意味なのか、


今はわからないかもしれないけれど、このあとわかるときがきっと来ます




つらいのは今だけ




必ず笑顔で振り返ることができる日がきます


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