湘南の海辺のホテルでたくさんの元寇の戦で亡くなった霊様たちをひとりひとり天国へお送りし終わって
ほっと一息ついたのもつかの間
ある女性の霊が現れました。
あれ、これは
北条政子さま
源頼朝の正室として、のちに仏門に入った女性、
その政子さまが寂しそうに悲しそうにいらっしゃいます。
悲しそうではあるけれど、有無をも言わせぬ強いパワーで溢れています。
先ほどの元寇の兵たちとの波動がまた明らかに違いました。
あまりの波動の強さにわたしはこう聞きました。
私〝 もしかしてこの鎌倉の地を守っていらっしゃるのはあなたさまですか?〝
政子さま〝そうです。そうですが、わたしひとりではありません・・・〝
そうしたらそこに現れたのがあの源頼朝さまでした。
ですが明らかに政子さまの方が波動が高く大きい!
一国を統治する方というのは正のパワーも大きいだけにそれだけ負のパワーも持たされています。それに押しつぶされそうになっているご様子。
源頼朝さまはしょんぼりと疲れきって正面を見れずに顔を背けていらっしゃいます。
負のエネルギー、つまり、生きていたときに感じた辛い感情、それらが残ったままになっていて
亡くなった後の守る力が100分の一ほどになってしまっていました。
私〝 政子さま、武家社会の統治者の奥様とは、さぞご苦労も多かったことでしょう。〝
政子さま〝私は戦で命を失うことの愚かさに心を押しつぶされる苦しみを感じておりました。仏門に入ってからなお、乱世を立て直したいと思いながらも何もできずにいる自分の無力を嘆き続けておりました。〝
〝私たちが疑うこともなく享受し、独占してきた豪華絢爛な贅沢品
戦で命を落としたたくさんの兵たち、お城の者たち、
この世の戦は私たちの罪の報いで起きてしまったものなのです〝
政子さまは自分の贅沢ざんまいの日々に大変強い罪悪感を感じていて、
それが大きな負のエネルギーとなり、守りのパワーを邪魔していました。
私〝政子さまは何も悪くありません。
誰が政子さまの立場であっても同じことをしています。
過去の自分を嘆くより、今できることをしていきましょう。〝
政子さまは仏門に入られていらっしゃっただけあって理解も早く、重い罪悪感の着物をすぐに脱ぎ捨て、軽くなってくださいました。
またこんなことも言ってました。
頼朝様にたくさんの女性がいて
とても寂しかったこと。
私〝あなたが悲しませる方でなくてよかったです〝
政子さま〝本当にそうですね〝
政子さまの心が癒されてきたところで私は頼朝さまとお話をしました。
私〝頼朝さま、国を統治するお仕事、さぞお疲れになったことでしょう。〝
頼朝さまはとてもストレス状態にいます。
聞けば、
いつ殺されるかわからない
というすさまじい恐怖と常に戦っていて、夜眠れることはなかったそうです。
私〝戦という手段でなくても、解決法はあったでしょう。
賢いあなたさまならそれができたでしょう。〝
頼朝さまは今思えば全くその通り、と戦の無意味さを嘆き悲しんでいました。
私〝 今こそぜひ、頼朝さまのお力をください。
ここはもう戦のない平和な日本。これからはどうか私たちを平和な世界へと導くために力をください。〝
政子さまの安定感にくらべて、頼朝さまはちょっとストレスいっぱいでピリピリ、
でもそのカリスマ的なパワーはさすがという以外ありません。
頼朝さまとお話が終わるか終わらないかするころ
感じていた悪寒がスーッと消えていき
だんだん眠たくなってきました。
浄霊が終わった証拠です。
300もの戦兵さまたち、そして歴史上のすごいおふたりとお話させていただき
翌朝、窓から見た湘南、鎌倉の地の気はとてもスッキリ軽くなっていました。
大きなパワーをお持ちの頼朝さまと政子さまの守りの力が万倍になりました。
ところがです。
今回の浄霊はこれで終わりではありませんでした。
【鎌倉海辺のホテルの怪・後編】に続く
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