毎年夏は海に出かけて生命の海パワーをいただいてきます。
今日はそんな海辺のホテルで起こった怪についてのお話です。
私のへたなイラスト付きですいませんm(__)m
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その日わたしは突然海に出かけたくなりました。
時はお盆も過ぎた、小学生ならそろそろ学校の用意に忙しい頃、
企画書作りや原稿書きで仕事は山積み、とても出かけている場合ではないはずなのに、
わたしはなぜか一泊2日で鎌倉の海辺に宿をとり出かけて行きました。
海ならどこでもいいはずなのにどうしても湘南の海辺に泊まりたくてたまりません。初めて利用する海辺のホテル、なぜか一部屋空いていました。
夕方近く到着して、海の見える近くのカフェで仕事をして、
夕食を済ませホテルに戻り
あー海はいいなぁ〜〜
なんてのんきなひと時。
そのうちなんだか気持ちが悪くなってきました。
疲れやすくすぐ熱中症になる私は、こういうとき砂糖と塩を取るといいことを学んでいましたので、飲み物を買ってこようと
確かエレベーター前に自販機があってポカリスエットが売っていたっけ。
廊下に出ようと部屋のドアをあけたそのとき
奇妙なできごとは起こりました。
部屋の外の廊下は100m先までひたすら長く続き
まるで心霊映画のシャイニングに出てくるゴーストホテルの廊下さながら。
しかも、まだまだシーズン真っ最中にもかかわらず、なぜか人っ子ひとりいないシーンと静まり返った長〜い廊下
そこでものすごい悪寒に襲われたのです。
明らかに凄まじい負のエネルギーが空気砲のように次から次へとぶつかって何かを訴えかけてきます。
あぁやばい!これは大量の霊様です。
どうしよう〜〜
でもジュース飲まないと死ぬかもー
私は意を決して廊下に躍り出ました。
そうしたら
うわっ!
明らかに背中に誰か乗っかってきた!
それも、一体二体のレベルではない!
凄まじい悪寒、
あーーあーーあーー
ワンワンと声にならぬ声が響いて包まれ
振り返るとそこには赤い甲胄をきた武士とその後ろに数え切れないほどの足軽兵のような戦兵たちの姿が!
ギョエー
亡くなった霊様というのは怖くないものなのに、このときだけは恐ろしくて恐怖で
これはパニック死するかも、呪い殺されるかも!
と真剣に思うほど
霊様を怖いと思ってしまっては失礼だと思いながらも、恐怖の悪寒が止まりません。
〝 すいません、あとでお話しますから今はジュースを買わせてください m(__)m m(__)m m(__)m〝
必死に懇願するも相手は容赦ありません。
エレベーター前にある自販機は故障中の張り紙。
ギョエー
別の階へ行こうとエレベーターが開いた瞬間、またそこにも大量の亡霊様が・・
〝 わかりましたから、部屋に帰ったらお話しますから
ちょっと待っててくださいいい〜〜〝
別の階の自販機にはポカリスエットは売っていなくて
なんのために買いに出かけたのか、
命からがら部屋に戻ってドアを閉めると
亡霊様たちはスーッといなくなりました。
多くの霊様とお話させていただいて、一度に何万体とお話することもよくあるにもかかわらず
なぜ今回こんなに恐怖を感じたのか
どちらにしても浄化しなければ帰してもらえそうにありません。
(あぁこのためにお呼びいただいたのですね泣)
私は先ほどの赤い甲胄を着た武将に話しかけてみました。
私〝 あなたは寒がっていますね、海の合戦で命を落とした方たちですね〝
武将の霊〝 いかにも。我々は元寇でモンゴル兵と戦って命を落とした源頼朝軍の兵。私はそれを率いるのを任された者。〝
私〝 そうですか、それは大変な思いをされましたね・・〝
私は暗くなる海の中で必死に戦う大勢の兵たちのビジョンを見て
彼らの恐怖や痛さや、人生を終えなければならない無念さを心の底から共感し感じていました。
この武将はとても家臣思いの優しい方で
たくさんの家来が亡くなってしまったこと、自分や家来たちの残してきた奥さんや子供たち、老いた母親が心配で不憫でならないこと
なぜこんなことで争わなければいけないのか
命を落とさねばならないのか
なんという悲しい人生なのか
その悔しさ、無念さがいっぱいでとても天国へ上がれない
そんなことを話してくれました。
さぞ寒かろうに、疲れたろうに、重かったろうにと、
私は霊様全員の甲胄、戦闘着?を脱がせて武器を取り上げ海に放り投げて()
彼らの体をあったかいフリースで包みました。
(全員で300人くらいいました)
体があったまったところで、ラクな部屋着を着せてこう言いました。
私〝 みなさんの人生は今日からまた始まります。
ここは1000年近い未来、戦のない平和な日本です。
みなさんはここで、あのとき別れた大切な家族とまた再開できるようになっています。
苦しかったこと、辛かったことが浄化されて、新しい誰かと出会います。それがあのとき別れてしまった大切なご家族です。〝
海辺で戦う兵たちの霊が笑顔になって天国へ上がっていくのが見えました。
家来たちはまだまだ若い、10代や20代の楽しい真っ盛りの若者でした。
さぞ、寂しく辛かったことでしょうね。
霊様と私たち、生きている次元が違うだけで、人としての感情や心地よさを感じる基準は同じなのです。
フゥー
私は、松尾芭蕉の
夏草や 兵どもが 夢のあと
という句を思い出し
戦で倒れた兵たちの悔しさ、苦しさに
改めて黙祷する気持ちになりました。
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ですが浄霊はこれで終わりではありませんでした。
【鎌倉海辺のホテルの怪・中編】に続く
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みなさんにお会いできますのを心より楽しみにしております♪( ´▽`)