カウンセリングでご相談者さんの子供のころ(=インナーチャイルド)とお話するとき
すぐ出てきてお話してくれるときと、そうでないときがあります。
幼いころに人から否定されたり、無視されたり、辛い目に遭っていると
人に対して警戒するようになるので、わたしのような見知らぬ人間は「信用ならん!」と振り向いてもらえるまでに時間がかかるのです。
そういうインナーチャイルドは強固なバリアを作ってそこに自分をかくまっています。
絶対に人を近づかせない、自分もそこから出ていかない、
そんな絶対壊れないシェルターで自分を守っています。
このインナーチャイルドを説得し、シェルターの外へ出すことで、ブロックがはずれ
自分の光が輝き始め新しい人生が始まります。
でも、無理やり出すことはできません。必要な時間をかけることもとても大事です。
そんなとき私はこう声をかけます。
「そんなにひどい目にあったんだね、人に深く傷つけられたんだね、、、
だったら私となんか話せなくて当然だよね、出て来たくないのも当然だよね、
そこにいていいよ」
そうするとインナーチャイルドは安心して警戒を解いていきます。
もしみなさんが、毎日がんばっているのに進展しない、
自分の思うように結果が出ないというなら
子どものころのみなさんが、まだ外へ出る準備中なのかもしれません。
あれだけ辛い思いをしたのなら、できなくて当たり前だよね、
ずっと隠れていたくもなるよね、、
むりやり変えようとせず、その時のきもちを感じて待ってあげましょう。
インナーチャイルドは
「いてもいいんだ、ここにいていいんだ」と安心して
それがシェルターを打開するエネルギーを呼び込みます。
ブログをお読みのみなさんはどんどん浄化が進んでいます。
本当の人生の扉が開かれ始めているところです。
心配しないで
”そこにいること”も許してあげましょう。
今夜は自分に子守歌を歌ってあげましょう。
明日はきっと解決にまた一歩近づいていることでしょう。
※いつもお読みいただきありがとうございます。
明日6/29(月)はブログをお休みさせていただきます。
また30(火)にお会いしましょう!
◇日下由紀恵ホームページ
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