私たちは生まれてから少しずつ
様々な経験を通していろいろなものをしょい込んでいきます。
そして人生のある時点で今度は、それらを下ろしていく作業に入ります。
「どうしてこんなことが」と思えるような出来事。
辛くて苦しい時期というのは、そのしょい込んだ荷物を降ろす作業、
人生のお片づけ、浄化の時期です。
ですからもうこのあとは素晴らしい世界が待っているということ。
トンネルを抜けるとそこは想像もつかなかったようなすてきな景色が広がっているのです。
今、辛いな、苦しいな・・と人生を投げ出しそうになっているなら昔を思い出してみましょう。
今の苦しみ、それは実は過去のあなたの辛さ、苦しみです。
過去に、それくらいつらいと思っていた時期があったのです。
小さかったみなさんが、小さい体と心でその苦しみの涙を我慢していた時があったということです。
過去の苦しみに目を向けると今の苦しみはしばし気にならなくなるでしょう。
昔の自分の辛さを思い出すことで、今のつらいできごとも消えていくようになっています。
自分のこころの痛みを分かってあげられるのは自分しかいません。
やさしいおにいさん、おねえさんになって、小さかった自分に会いに行きましょう。
過去の自分に一人会うたびに、私たちの背中の荷物は一つずつ
なくなっていくようになっています。
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◇日下由紀恵ホームページ
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