昨日は予想外の寒さで春の雪に驚いた方も多かったでしょう。みなさん、お怪我などありませんでしたでしょうか。昨日所用で仙台へ行きました。車で、東北道を走っていたらちょうど福島から宮城県に入るあたりで大きなエネルギーの塊が鎮座していました。エネルギーの塊の中に突入すると、それはたくさんの人の集まりでした。津波で亡くなった方達でした。海に流されてしまった人たちの恐怖やショックの苦しみ私はじっとその魂1つ1つを見つめました。最初は倒れこんでいたその苦しみの念が一人また一人とゆっくりと立ち上がって天に昇っていきました。震災の傷が癒えるまでにまだまだ時間はかかるかもしれません。ですが、亡くなった魂も次の段階へ進もうと前向きで力を尽くしていることがよくわかりました。その並大抵ではないであろう努力に私は頭が下がる思いでした。用事を済ませて、復路は夜になりました。東北道は猛吹雪雪道の制限速度50キロのところを慣れている車は100キロ越えでビュンビュン追い抜かされるたび巻き上げる雪嵐で白線も視界もあったもんではありません。覚悟を決めて慎重に進んでいたら突然目の前に一台のバンが現れてまるで“ついておいで” と言わんばかりにペースカーとして私の前を走り始めました。ブリザードの中、適切な速さで進む赤いテールランプにどれほど安心したことでしょう。そうしたらそのバンの後ろの窓からたくさんの人がこっちを見て笑っているじいちゃんだ!それらは私の亡くなったご続きをみる
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