嬉しいことに家の近くにたくさん美味しいパン屋さんがあります。風向きで、朝早くからパン生地を発酵させているような匂い、焼ける匂いが漂ってきてそんな日はとても得した気分になります。そんな数あるパン屋さんの中、私が『魔女屋敷のパン屋さん』と呼んでいるお店が一軒あります。写真と記事は関係ありませんf^_^;)パン屋さんというのは普通、シンプルで素朴で、一目見てパン屋さんとわかるものですが、そこは見るからに魔女屋敷で、パン屋さんとは思えない。建物の周りに、独特の毒オーラ!が漂っていてフィールドに踏み込むとアチラの波動ペースに引き込まれていく。きっと、童話に出てくる黒い三角帽子をかぶったわし鼻の魔女が、意地悪そうに大きな煮えたぎった釜をかき混ぜてパンを作っているそんなイメージが浮かぶ屋敷なのです。入り口からパンの売り場までいくつものドアを開けて入っていくのも宮沢賢治の『注文の多い料理店』のよう、ドキドキします。私はある日そこでクリームパンを一つだけ買いました。そしてその『不思議な不気味さ』に衝撃を受けもう来れないなぁ…と思いました。ところがです。それから1ヶ月もしないうち私はその魔女パンがどうしてもむしょう〜に食べたくなり、気づけば車を走らせていました。いくつか買って、家に帰って夢中になって食べました。おいしかった。とてもスッキリしました。このパン屋さん、たいへん不穏なオーラを持っていて、オーナーさんが人生や社会、この地上世界に強い強い憎しみを抱いていて、それがかなり尋常じゃない域にいる、そんなサタンオーラ。なんですが続きをみる
『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』