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Channel: 日下由紀恵オフィシャルブログ Powered by Ameba
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自己愛性パーソナリティ

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パワハラ、モラハラ、モンスター・・・分かり合えない、理解に苦しむ相手に悩まされる時は、その人が違う領域にいる、と考えることで解決していきます。カウンセリングでこんなケースがありました。女性(37才未婚)が同居しているお兄さん(42才未婚)がとても攻撃的で、ちょっとしたことで思い通りにいかないと怒鳴る、暴れる、暴言説得しても、とりなしても、会話がかみ合わず離れたくても経済的にかなわない・・・もうどうしていいかわからない・・・という状態日々、お兄さんのごきげんを見て暮らすことに、女性はほとほと疲れきっています。お兄さんのインナーチャイルドとアクセスしてみると、それはもう、ものすごく大きな悪魔のように刃を剥いたとても手をつけられないほど育ってしまっていました。幼い頃から厳しく育てられ、人というものを信じられないようになっていました。私に対しても心を開いてくれません。数あるカウンセリングでも、1、2を争うするほど大きな負のエネルギーで、私も考え込んでしまいました。このように、どうしても理解できない相手というのがいます。暴れて手がつけられなくなる、言葉のやり取りができず話し合いにならない相手の言い分がまったく意味不明、または的をはずれている、など相手に翻弄されてクタクタになる・・・そんな場合、相手のメンタルが、あなたとは違う領域にいることが考えられます。違う領域にいる人同士は、話し合いになりません。にもかかわらず、まわりの人は一生懸命説得を続けたり、必ずわかってもらえる、と努力を重ね続けたりするけれど相手には何も届いていない説得する側が疲弊し、メンタルを壊して終わるということになりかねません。このお兄さんの場合も「自己愛性パーソナリティ障害」に分類される領域にいました。この「自己愛性パーソナリティ障害」というのは(障害という表現、嫌なのですが、本人やまわりが生きづらさ、極端な接しづらさを感じる場合、障害と区分けするようです)潜在的に自分のことを強く強く否定しまうあまり、その反動で自分を過剰に大きく見せようとしたり、大切に扱ったりするナルシスト的な言動が見られる状況もともとの性質が柔らかく、幼い頃に自分の存在を強く否定されたりすることが原因のひとつけれど病気とかいうのではなく闇のインナーチャイルドの育ち方が普通より大きく育ってしまっているという状態インナーチャイルドが人の2、3倍、続きをみる

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